海外で犬を駆逐してた友人。
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アジアでの過酷な労働のお話。
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性格診断、メンタルチェックは当たる??
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「自分は○○だ」と言えるかどうか。
6年ぶりに会った友人Tは逞しかった。
暫くぶりの再会だった。
中学からの友人で気の合うやつ。
お互い関東に住んでいることがわかったのでお昼ご飯を共にした。
「銀座で会おう」なんて言われると思わなかった。
おしゃれなところでご飯たべるんだな、、、と学生の頃とは違う雰囲気を感じた。
彼は建設業に携わっている。
入社後アジア各国で勤めてから、今年に日本に戻ってきた。
数年間の海外勤務の間に、長時間労働や過酷な気候で身体的精神的に相当疲弊していたらしい。
出勤前の朝、コンタクトの捨て殻をゴミ箱に捨てることができないぐらいの精神状態を経験したようだ。
(捨て殻は洗面台に山の様に溜まっていたらしい。)
業務では工事現場に動物が入り込んでくるため、駆逐していたらしい笑。
野良犬に対しては、棒を振り回し追い払い、
現地人が飼っている山羊は傷つけると大騒ぎになるため、必死に追い回して敷地外に出てもらい、、、というような感じで、彼の仕事は幅が広い笑。
(山羊に関しては、現地人が有刺鉄線や柵を壊して動物を敷地内に誘導してたらしいから大変だったらしい。何故敷地内に誘導したか理由はわからないが。)
そんなドタバタな毎日を過ごしていながら身に付けたスキルはビジネスシーンでの英語力だと言っていた。
現地人への指示はすべて英語であるため、ビジネスシーンでの英会話は困らないと。
TOIECの点数は900点近くまで伸びたらしい。
それに、現地人の管理監督を任されるなんて同世代に比べて圧倒的な経験値を得てると思う。
彼は明らかに逞しくなっていた。
話を聴いているときは吸い込まれるようなぐらいだった。エピソードに彼の生々しい経験と気持ちがべっとりと乗っかっていて、「しっかり聴こう!」と心と体が構えてしまうほどだった。
就職活動の性格診断結果はちゃんと見られてるようだ。
彼の話はとても面白かった。
でも、なんでTが海外に行くことになったのか疑問だった。
彼も気になったらしく、海外転勤が決まった時に人事部に質問したら、
「性格診断で最もストレス耐性があったから」
と伝えられた、と言っていた。
Tは中学の頃は勉強ばかりの少年だったし、メンタルが強い印象はなかった。
話を聞くと高校から何か自分の中で変化があったようだ。
高校から部活動でガツガツ運動するようになり、大学でも継続していた。
結果、対人関係や挑戦的な思考が作られたらしい。
海外に行くことができるのは選ばれた者のみだったが、彼は精神面体力面で優れている枠で勝ち取ったようだ。
学業じゃないのが面白かった。
学生時代に成長したんだぁと感心した。
僕は何をやってたんだと悔しい思いも生まれた。
自分の性格がこうだから~、ってはっきり言えるのはすごいと思う。
飽きっぽい性格や形式ばった習慣が苦手なところがあるのを自覚しているような話もしてくれた。
自分の性格とちゃんと向き合って考えながら生きているんだと感じた。
確かに、「めんどくさいからこうしよう。」、「これでいいんじゃない?」とかよく言うやつだ。
先輩や上司にもはっきりと自分の意向を伝えるらしいし、目上の人からは「今時の若者」って 思われてるような存在だろう。
しかし、会社はそういう発言で一石を投じる存在が欲しいはず。
僕は自分はこうだから~。って伝えるのは苦手。
なんか恥ずかしい。
陰キャラであることはあまり知られたくない。
僕の性格は会社が欲しがるような積極的、主体性の強いものではない。
尚更、言いたくなくなる。
こういう部分がダメなんだと、何かを変えなきゃいけないと思う。
今日はTの話を聞いて、自分の性格をザーッと書きだすのが面白いかなと思いついた。
近々、やってみようと思う。
就活の講師が言ってるような内容だが、就職関係なしにやると違う結果になるかも。
いま読んでいるマンガ「サイコろまんちか」の内容と絡めて何か書けそうな感じだ。